月別アーカイブ: 2017年7月

包茎手術専門医 ドクターズカルテ ~ Vol.3

今回の患者さまは、40代会社員の方です。

1)診察結果

真性包茎

2)手術を決断するに至った経緯
手術は学生の頃から考えていました。
最近、結婚を前提に付き合う彼女ができたので、ついに決断できました。
今まで付き合ってきた女性からは、包茎については何も言われませんでしたが、
今回の彼女はとても美人で、なんとなく包茎の知識もありそうに思えました。
包茎が原因でうまくいかなくなるのだけは避けたいと思いました。
お風呂ではよく洗うようにはしていましたが、オシッコはよく飛び散るし、
被った皮の中にいつも尿が残るので、下着に尿がつき汚れるのもコンプレックスでした。
夏物のスラックスだと、ズボンにまで染みこむので下着の中にテッシュをはさむようにしてました。

3)手術経過
強度の狭窄タイプでした。
デザインに時間をかけることで、亀頭直下のとても自然な仕上がりに完成。
ずっと包皮に覆われていたため、亀頭が極めてデリケートで軽い接触でも刺激が強いので、
術後の指導の際に亀頭の刺激への対処方法も併せて指導。
また、真性には極めてよく見られるフォアダイスも亀頭周囲にかなりの大きさで見られたので、
本人の希望により併せてフォアダイスの除去も行った。

4)喜びのお便り
自分は真性包茎でずっと皮がかぶっていたので、先生からも言われていましたが、
最初は亀頭が下着に擦れるとかなり違和感が強かったです。
でも、2カ月もするともうまったく気にならなくなりました。
余裕をもって彼女とは2カ月半くらいしてから初めてセックスをしました。
今まではかぶったままでセックスしていたので、むけた状態でのSEXは
初めてで不安もありましたが、包茎の時と変わらない感じでイクことができました。
彼女もすごく感じてくれて、うれしくて涙が出そうになりました。
来年春に結婚します。本当に感謝です。

包茎手術専門医 ドクターズカルテ ~ Vol.2

今回の患者さまは、20代会社員の方です。

1)診察結果

仮性包茎

2)手術を決断するに至った経緯

高校生の頃から包茎という言葉を知り、被っているのが恥ずかしいと感じるようになりました。友人たちと温泉やスキーに行くときも、いつもタオルで隠さないといけないのがストレスでした。彼女と付き合うようになっても、彼女の前ではいつも剥いた状態にするのですが、剥いても勃起していないとすぐに戻ってしまうので、今後のことも考えて手術を決意しました。

3)手術経過
陰茎の発育自体はよく、筋膜も厚いペニスでした。特にデザイン上の問題点もなく、比較的短時間で手術は終了。

4)喜びのお便り
カウンセリングからとても親身に話してくださり、安心して手術に臨めました。3週間過ぎくらいで、糸もすべて自然に取れました。本当に症例写真で見ていた通りの仕上がりで大満足です!

包茎手術専門医 ドクターズカルテ ~ Vol.1

今回の患者さまは、30代自営業の方です。

1)診察結果

仮性包茎

2)手術を決断するに至った経緯

学生の頃から手術については考えていた。ただ費用のこともあるし、なかなか思い切れなかった。
最近、付き合い始めた彼女は、包茎の悩みについて積極的に相談に乗ってくれ、ネットで色々情報を調べて、吉祥寺ビューティークリニックを見つけてくれた。
広告や宣伝をたくさんしているクリニックは、キャンぺーンとか安く手術できるように書いてあっても、実際に行ってみると「あなたの場合は、これとこれが必要だ」みたいに言われて複数のオプションを強要され、最終的には80万とかになることも珍しくないこと、カウンセリングも診察はおざなりでお金の説明ばかりなこと、高い費用を払っても術後にトラブルが多いことなども、彼女が調べてくれた。

3)手術経過

根元から亀頭にかけて、かなり先細りタイプのペニスであり、環状切除に加えて楔形の形成術を施すことで、スッキリしたデザインに仕上げることができた。

4)喜びのお便り

手術当日に1度だけ痛み止めを飲みましたが、飲まなくても過ごせる程度の痛みでした。4日目の包帯を交換する頃には出血も完全に止まっていて、きれいな傷跡にびっくりしました。1カ月もすると糸も取れて、他人が近くで見ても手術したとは思えない状態でした。いつもタオルで隠すのが面倒で、本当は行きたいのに行けなかったサウナや温泉にも頻繁に行くようになりました。包茎手術をして、なんだか目の前の世界が明るくなった気がします。彼女とのセックスも絶好調です。持続力までアップした気がします。本当に感謝です。

かんとん包茎カルテ

カントン包茎の隠れた悩み

包茎の種類と症状については、ブログやサイト内でも詳しく取り上げていますが、今回はカントン包茎の隠れた悩みについてご紹介します。
カントン包茎患者は、絞扼が強く平静時にも剥くのが困難な真性包茎に近いタイプと、絞扼が弱いので平静時は容易に剥け仮性包茎と変わらないタイプの2通りに大きくは分類できます。
そして、後者のタイプの方の中、特に絞扼の弱い方の8割がたは、勃起してくると亀頭の半分は露出してきてしまいます。
このとき無理やり被せてコンドームをすると、小さいシャツを無理やり着せられたようなツッパリ感が酷く、性感がまったく損なわれてしまい射精などとても望めません。かといって剥けた状態でコンドームをつけてしまうと、今度は勃起につれて締め付けの痛みが酷くなりやはり性交どころではなくなってしまうというジレンマに陥ってしまいます。
このような方は、コンドームを装着できない人がほとんどです。
カントン包茎患者が、ある意味、真性包茎よりも悩みが深刻な場合が多いのはこのためです。
無理なコンドーム装着を続けた結果、包皮炎が慢性化してしまっているケースも少なくはありません。
また、この後者のタイプは締め付けにもかかわらず、余った包皮がさほどなく手術が困難なケースも多いのが特徴です。
このタイプの患者では、適切な手術を施さない限り、傷跡が目立つ目立たないにかかわらず再手術が必要になります。
すべての包茎手術で言えることですが、カントン包茎の方は特に、手術費用の安さや広告のイメージなどで安易にクリニックを選ばないことが重要です。