真性包茎にたまに見られるケースで亀頭皮膚と覆われた包皮内板が先天的に癒着している症例があります。これは、包茎専門医でさえ相当の熟練ある医師でないと綺麗に仕上げることは困難です。
これとは、別に包皮炎を繰り返すことが原因で、後天的にカリ首の部分の亀頭皮膚と包皮の一部が癒着する症例があります。(少し被るというか重なった状態でくっついている状態です。)
こちらは、かんとん包茎かまたは仮性包茎でしか起こりません。
やはり、熟練技が要求されますが、切開の必要はなく、局麻下で剥離術で完了します。
癒着のままで特別日常に支障があるわけではありませんが、包皮炎の反復、癒着部位の拡大が大抵の場合伴いますので、皮膚科や泌尿器科などで相談されると施術を勧められることが多いはずです。
年始にたまたまお二人の類似症例の患者がいらっしゃいました。
どちらの方も長年気にしておられたものの放置しておられたのですが、別件で泌尿器科で診察で診察を受けた際に、熟練した専門医による施術を勧められてのご来院でした。
30分もかからずに終了し、術後も特に生活制限など何もないので、もし同様の症状、お悩みを抱えていらっしゃるならば、お気軽にご相談ください。
本年もよろしくお願いいたします。