包茎のカウンセリングを通じて。一番よく耳にするのが、包茎手術後の様々な不安です。
当院の修正手術ページにあるようなケースは論外として、適切な包茎手術を受けた場合、
術後の性交渉時の感覚はどのような感じになるのでしょう。
ここで1つ自問してみてください。
あなたは、セックスの時に余った包皮により何らかの快感を得ていると思いますか。
真性包茎やかんとん包茎でかぶったままの状態で性行為をしている方だとわかりにくいかもしれません。
でも、仮性包茎の方なら、包皮が余っていることでの快感のメリットなど何もないことに思い当たるはずです。
それどころか、むしろ余った包皮が原因で、行為中、行為後に様々なかたちでの痒みや痛み等の不快感を感じているはずです。
ある意味、ペニスが常に包皮が被ったままの状態ではない仮性包茎の人こそ、もし手術の前後で快感に変化あるならば、それが一番敏感にわかる立場にあると言えるでしょう。
少し考えればわかることですが、そもそも術後の快感が損なわれるなら、割礼などの習慣で幼少時に強制的に手術されるのでもない限り、自ら進んでお金を払ってまで誰も包茎手術などしないでしょう。
それに、もしわずかでも性感が損なわれるというならば、紀元前にまで遡る割礼の習慣のある国々の人たちは全員、性の快感を一部損なわれて生きているなどというあり得ない結論に行き着きます。
徴兵制のある近隣のアジア諸国などでは、多くが衛生的な側面から、包茎手術を受けるよう奨励されているようです。
確かに、包茎は放置したからといって別段、生命や健康に重大な影響を及ぼすものではありません。
ただ、もしも手術をするかどうかで迷っておられるなら、当サイトにあるドクターズカルテをお読みになってみてください。
そして、紹介している患者さまが語っている悩み、コンプレックス、苦しみ、苦労などを読まれて、自分と同じような方が見つかったならば、ぜひとも参考にしていただければと思います。