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包茎手術専門医 ドクターズカルテ ~ Vol.16

今回の患者さまは、30代会社員の方です。

1)診察結果

かんとん包茎

2)手術を決断するに至った経緯
学生時代から、ずっと包茎なのがコンプレックスでした。
そのせいで初めてセックスしたのも20歳過ぎてからで、
セックスは部屋の明かりを消してでないとできませんでした。
前の彼女とは、それだけが原因ではありませんが、なんでいつも真っ暗にするの?
と言われ、お互いに気持ちが冷めていきました。
貴院のホームページを見て、一度カウンセリングを受けてみようと思いました。

3)手術経過
本人は仮性包茎の自覚だったが、軽度のカントン包茎であった。
陰茎縫線はS字カーブを繰り返して蛇行している珍しい症状・症例であった。
通常の縫合では縫線がかなり離開したままになるため美容的見地から連続するように形成した。
亀頭冠に1㎜大のフォアダイスが並列していたため、本人の希望で電気除去をし自然な仕上がりに。

4)喜びのお便り
決断するのに時間がかかりましたが、本当にやって良かったです。
今は彼女はいませんが、今度出会った彼女とは自信を持って付き合えそうです。
セックスはもう明るい部屋でも大丈夫ですね!手術を受けたことで、自分では気づきませんでしたが自信がみなぎってるみたいで、上司から「お前、何かいいことでもあったのか。最近やたら積極的だし、いい仕事こなしてるじゃん」って褒められました。
いろいろとお世話になり、本当にありがとうございました。

ドクターズブログ「包茎の日常ケア」

包茎は、理想論的には手術をするのがよいのかもしれません。

ただ、様々な理由ですぐには手術はできないことと思います。
そこで、包茎の人はどのようなことを日常気をつければよいかをアドバイスしたいと
思います。

真性、かんとんの方は、包皮を剥くことができませんが、お風呂に入った時などはで
きる範囲で中まで洗うようにしましょう。
洗っている時だけでなく、湯船に浸かっているいるときなども、包皮を滑らす要領で
スライドさせるとよいです。
これは、亀頭の皮膚に刺激を与えるだけでなく、軽度の癒着が生じている場合にも

プラスに作用します。
なるべく包皮を伸展させる、皮を左右上下に引き延ばす気持ちで行うとよいでしょう。
仮性の方は、ズボンでいえば裾が長くて引きずっているだけで、他は剥けた人と何も
違いはありません。

剥いた瞬間に戻ってもよいから、なるべく剥く習慣をつけることです。
そして、亀頭と下着との接触に違和感がなくなるのを目標にしましょう。
お風呂では、剥いてしっかり洗う事が必要なのは、言うまでもありません。
どうせ手術するんだしという考えは間違いです。