包茎治療用語集【6.その他 か行】
海綿体(かいめんたい)
網状に走る海綿体小柱とその間にある海綿体洞からなる勃起組織。
カウパー腺
尿生殖隔膜内に一対の形で存在するそら豆大の分泌腺。亀頭を滑らかにすると共に精液の成分になる。
包茎治療
最もポピュラーなものは、勃起時に余る分の包皮を外科的に切除してしまい、亀頭を覆うことができないようにする包皮切除手術(包茎手術)である。二次性徴終了後も包皮が反転できるようにならず勃起時に陰茎に痛みを感じる場合、あるいはカントン状態になって戻らない場合には、外科的治療の対象となり、日本では健康保険の適用対象となる。
仮性包茎の治療法
→「包茎分類」参照
カリ増大法
→「亀頭増大法」参照
環状切除法
包茎手術の術式。包茎ペニスの余剰皮膚を切除する場合、環状にメスを入れることから、このように呼ばれる。
カンジダ
妊婦感染が多い。痒みが強いことが多い。 クラミジアに次ぎ多い性感染症。
完全型アンドロゲン不応症
亀頭(きとう)
陰茎先端の膨大部。
亀頭冠(きとうかん)
亀頭の後縁の太くなった部分。性感とは無関係である。
亀頭増大法
亀頭冠を中心にコラーゲンやヒアルロン酸を注入してボリュームを増やす方法。個人差はあるが、通常およそ6ヶ月程度で吸収される。
クラインフェルター症候群
睾丸機能不全を主徴とする症候群。 1)矮小精巣、2)無精子症、3)性器発育不全、4)女性化乳房などの臨床所見を認める。
クラミジア尿道炎
もっとも頻度の高い性感染症。
【発症時期】
感染後5~10日。
【症状】
排尿の時に尿道が痛い、かゆい、むずかゆい。尿道口から白いウミが出てくる。セックスだけでなくオーラルセックス(フェラチオ)でも感染することがある。また、女性は自覚症状が出ないことが多く、本人が気づかず他人に感染させる事が多い。
【治療方法】
抗生物質を服用
毛じらみ症
陰毛に寄生する性感染症。
【発症時期】
感染後1週間。
【症状】
1mm前後の吸血性昆虫。陰毛部に強い痒みがあり、陰部に赤い点状の発疹がでる。感染力が高く、トイレやお風呂で感染することもある。また、肛門周囲、わき毛、胸毛、ひげ、まゆ毛、まつげにも寄生することがある。
【治療方法】
フェノトリンパウダーの散布、フェノトリンシャンプーの使用。
血精液症
射精液中に血液が混入するもの。中年以降の男性に多い。 出血性素因がある場合のほか、前立腺や後部尿道の炎症でも生じる。
原発性精巣機能低下症
精巣における性ホルモンの分泌低下が基礎にある。男性では、クラインフェルター症候群にみられる。
コンドーム
サック、スキンなどとも呼ばれる避妊具。ペニスにかぶせて使用する。性病予防にも効果がある。