包茎治療用語集【10.その他 は行】
バイアグラ
勃起障害治療薬を世界的に広めた代表的ED治療薬(ファイザー)。他に、レビトラなど他の製薬会社から同様のものが製造販売されている。
シルデナフィルが主成分。性交の約1時間前に服用する。
梅毒(ばいどく)
放置すると死に至ることもある性感染症。
【症状】
第1期(感染から9週まで)性器周辺にシコリができるが、数週間で消える。→第2期(9週~3年)痛みのない発疹が出るが数週間~数ヶ月で消える。→<第3期(3年以上)>全身にかたいシコリがあらわれ、ゴム腫ができる。病原体が骨を冒しはじめると激痛が続くこともある。→<第4期(10年以上)>心臓血管系・中枢神経系が侵され死に至ることもある。
【治療方法】
抗生物質の服用や注射。
パイプカット
男性の避妊手術。精管を結紮することで無精子の精液を射精することになる。
ヒトパピローマウイルス(HPV)
疣贅や尖圭コンジロームの原因になる。
副睾丸炎
淋菌や結核菌によるものが有名。尿道から逆行性での感染が多い。
近年増加を認めており、30代の半ばに多い。
ヘルペス
水泡性のウイルス疾患。潜伏性が特徴である。
包茎(ほうけい)
非勃起時に亀頭が包皮で覆われている状態を指す。
覆われっている部分の包皮周径と亀頭の周径との相対関係により、さらに真性包茎、かんとん包茎、仮性包茎に分類される。
真性包茎、かんとん包茎、仮性包茎のそれぞれについては、本文ページを参照されたい。
包茎器具
「包茎矯正パンツ」など、切らない包茎治療などと称して売られいる商品の総称。
どれも科学的根拠がなく、実用性もない。
包茎クリーム
ステロイドなどかんとん包茎患者の狭窄部の開放を目指すが、効果は低い。
包茎専門クリニック
日本特有のカテゴリーである。チェーン展開をするクリニックや、一等地に開院し無意味な経歴や安心をネット・雑誌で過剰広告するクリニックが大半で、技術は拙くクレームも多いのが特徴である。
包茎手術の保険適用
原則として、仮性包茎には保険適用はない。
真性包茎・かんとん包茎の場合は、保険適用による手術は可能であるが、一般泌尿器科医によるので術後の綺麗な仕上がりは期待できない。
また、何度も通院させられたり、様々な名目で追加の治療費を請求され、結果的に費用もそれなりに高くつくケースが多々報告されている。
乏精子症
精液中の精子の減少。国際的には、1㎖中に200万以下をいう。
包皮炎
包皮に発赤や疼痛を認める炎症。包茎の男性に見られやすい。
尿道炎の分泌物が刺激となって発症することも多い。
再発を繰り返す症例では、包茎手術が必要である。
包皮小帯(ほうひしょうたい)
いわゆる裏すじの部分であるが、性感との直接的な関係は証明されていない。
保存療法
非観血的な、つまりは手術によらない治療方法のこと。
包茎には、効果がない。
勃起(ぼっき)
陰茎海綿体に血流が充満することにより、膨張し硬くなる現象。
性的興奮によるものの他に、反射によるものもある。(いわゆる朝起ち)