失敗しないクリニックの選び方

包茎手術を思い立ったならば、まずは、どこのクリニックで手術を受けるかということになりますが、 ここで安易な選択をしてしまうと後々後悔することになります。
これは、美味しい料理を食べるにも、洋服を仕立てるにも、あるいは車を修理するにも、お店選びが決定的に重要なのと同じです。
それに、病院選びが重要なのは、なにも包茎手術に限った話ではありません。
風邪の治療ならばどこでも問題ありませんが、不幸にも難治疾患にかかってしまったとき、誰も最寄の病院で手術を受けようとは思わないでしょう。（たまたま、最寄に信頼できる病院がある場合は別ですが）
医者といっても、その技術は“ピンきり”であるというのが、現実です。これは日本に限った話ではありません。人間の能力に差がある以上、当たり前の結論といえます。
ただ、美味しい料理屋 を探そうと思っても、どの店も伝統やら、新鮮さやら、職人のこだわりやらを謳っているので、紹介ページなどではなかなか選びきれないのと同じで、どこの病院も、（嘘か真か）、信頼、実績、安心、良心等々を謳歌していて、どこがいいのか判断できかねるところがあるかもしれません。
迷ったならば、料理屋なら実際に行ってみて、１品でも食べてみるしかないでしょう。
では、病院ならどうすればよいでしょうか。手術の場合など、一品だけ食べるような訳にはいきません。
絶対的な尺度などありませんが、ある程度はふるいにかけることができる基準を挙げてみましょう。

１．異常なまでに低価格をウリにしていないか。
広告すること自体は構 わないのですが、雑誌メディアやホームページの上部や右端に囲み記事風に広告を掲載するには莫大な費用がかかります。
そう考えると、内科のように1日にそんなに何人も来院しない包茎クリニックの場合、量販店の薄利多売の経営モデルは成り立ちませんから、やはり常識的な価格でなければ採算が取れるはずがないと判断するべきです。
派手な広告や安さだけに魅かれて、使いものにならない電化製品やら中古車を買ってしまった経験のある人ならわかるはずです。
安かろう悪かろうの病院にリスクをおかして行ってみるくらいなら、包茎のままで暮らしている方が安全です。

２．医師がカウンセリングを行っているか。
内科、外科、皮膚科、整形 外科、歯科、・・・のどこに、診察室に入るや、いきなり医師以外の人が現れて、カウンセリング（診察）を始めるクリニックがあるでしょう。
包茎の状態、手術の適応の有無、手術の方法などなど、症状により内容は変わるはずであり、それには人当たりの良い話術の上手い人ではなく、専門的知識のある医師が必要です。もっとも、無愛想な医師、話が一方的な医師はごめんですが・・・。

３．上の２とも相関することですが、納得のいくまで説明をしてくれるか。
誰でも、初めての手術は不安がいっぱいです。色々と尋ねたいことはあるはずです。
質問すると嫌な顔をされたり、尋ねたことに明確に答えてもらえないようなときは、その日はカウンセリン グだけにして帰ることです。手術の予約をしたからといって、必ず手術を受けないと帰れないというわけではないのですから。
そのとき、押し売りの如く、執拗に手術を受けるように説得してくるクリニックは、やめた方が賢明でしょう。
包茎は、生死にかかわる病気ではないのですから。

４．修正手術もできる医師かどうか。
他院の修正を施すには、高度の技量と豊富な経験が必要になります。
修正手術の豊富な経験がある医師ならば、信頼ができるでしょう。

当院では、修正例についても症例写真を紹介しております。
当ホームページの「症例写真集」ご覧ください。