日本人男性は昔から包茎が多い？

雑誌やネット上での広告も頻繁にある、男性の人に言えない悩みとして多いのが包茎です。
仮性包茎、真性包茎で悩む男性も多く包茎手術をするべきなのかと悩む男性の数も相当数に上ると言われます。
でも包茎手術を考える男性が多い一方で、包茎について知っているようで知らない、男性の生殖にかかわる日本人のおちんちん問題に興味が湧いてきませんか？

◆包茎ってどんな状態？
包茎という言葉は知っていても、詳しく説明されるとよく分かっていない男性も多く、ネタ的に扱われるワードの「包茎」という言葉。
この包茎の状態とは、陰茎の先端である亀頭を露出出来ない状態の総称を言いますが、実は幼少期は男性全員が包茎状態なのです。
生まれたばかりの男の子と呼ばれる赤ちゃんの状態から、身体の組織を成熟させると共に生殖器である陰茎の成長を経て、生殖可能な陰茎になると亀頭を露出させる事で繁殖行為を行える性器として機能することになります。

◆日本人は元々包茎になりやすい？
人間という立場を忘れがちですが、私たちもヒト科ヒト属に分類される動物なので、ヒト属と認識された過去から種の生存の為に繁殖行動を続け、今の時代を生き抜いている子孫ともいえます。
そんな壮大な歴史を紡ぎつつも、今でも日本人の約八割が包茎であるとも言われています。
包茎は今に悩むものではなく、昔から日本人は包茎気質を受け継いでいなければこんな高い割合になるはずがなく、体質的に包茎になりやすい民族とも仮定できるわけです。

◆包茎なら必ず手術が必要？
包茎と一言で言っても、手術の必要のない包茎もあれば、医学的に手術の必要な包茎に分けられます。
またその他には、性器の見た目を良くする美容整形の立場から見る包茎手術もあり、きちんと区別できていない男性も多く包茎手術だけでも様々なタイプがある事を理解する必要があります。

包茎で悩んでいる男性の多くは短絡的に包茎＝手術と考えがちですが、必要のない手術による不感症や、射精時に痛みを伴う事例も多く冷静な判断が必要となってきます。
そんな場合は公的医療機関での診断や、美容クリニックでの診断を踏まえたうえで確認する事の重要性が先決となります。