月別アーカイブ: 2018年2月

ドクターズブログ「術後ケアのポイント」

包茎手術は殊更に連休などを取らなくても大丈夫な日帰り手術です。
とはいえ、注意事項を守らないと、場合によっては再手術が必要になることもあります。
数日間は禁酒することや10日間程度の激しいスポーツを控えることなどは大抵のクリニックで指導されます。

しかし、一番重要なのは陰茎全体をしっかりと包帯で巻くことです。
中で出血しているのは縫合線上だけではなく、かなりの広い帯状の範囲です。
包帯が緩いと血が溜まったまま固まってしまい血種が形成されてしまいます。
こうなると、ペニスが野球のボール状になり激痛が生じます。
これを防止するのが、包帯で陰茎全体を”しっかり”巻く目的です。

もう一つ重要なのは、包帯交換するときに縫合している糸を剥がさないことです。
乾いたまま包帯をほどこうとすると、大概は縫合糸が血液で包帯にくっついてしまっているため一緒に剥がしてしまいます。
コツは、石鹸で包帯の上からぬるま湯で丁寧に洗い、それからゆっくり包帯をほどくことです。
ペニス表皮や縫合糸と包帯とが分離しやすくなります。

2週間を過ぎると、お風呂に入浴しているときなどに、よくマッサージをするのもお勧めです。

皮下組織および皮膚が早く馴染みます。
参考にしてみてください。

吉祥寺ビューティークリニックでは、術後のケアに関してもアドバイスを行っており、多くの患者様にご好評いただいております。
一部の患者様からいただいたお声をサイトにてご紹介しておりますので、宜しければご覧下さいませ。

ドクターズブログ「包茎の日常ケア」

包茎は、理想論的には手術をするのがよいのかもしれません。

ただ、様々な理由ですぐには手術はできないことと思います。
そこで、包茎の人はどのようなことを日常気をつければよいかをアドバイスしたいと
思います。

真性、かんとんの方は、包皮を剥くことができませんが、お風呂に入った時などはで
きる範囲で中まで洗うようにしましょう。
洗っている時だけでなく、湯船に浸かっているいるときなども、包皮を滑らす要領で
スライドさせるとよいです。
これは、亀頭の皮膚に刺激を与えるだけでなく、軽度の癒着が生じている場合にも

プラスに作用します。
なるべく包皮を伸展させる、皮を左右上下に引き延ばす気持ちで行うとよいでしょう。
仮性の方は、ズボンでいえば裾が長くて引きずっているだけで、他は剥けた人と何も
違いはありません。

剥いた瞬間に戻ってもよいから、なるべく剥く習慣をつけることです。
そして、亀頭と下着との接触に違和感がなくなるのを目標にしましょう。
お風呂では、剥いてしっかり洗う事が必要なのは、言うまでもありません。
どうせ手術するんだしという考えは間違いです。