包茎手術で何がかわるのか。

包茎手術は、必ず手術しなければならない病気ではありません。
手術を決める方の理由も千差万別です。

ただ、大きくは

(1)美容的な理由(見た目など)
(2)衛生面からの理由
(3)性行為トラブル

からの理由に大別できるでしょう。

(1)については、亀頭部が露出した状態になりますから、すべてが劇的に改善しそうです。実際、綺麗に仕上がる手術を受けられた方は人生バラ色に変化すると言っても過言ではありません。広告ばかりで技術が伴わないクリニックにかからないことだけが肝要です。

(2)については、亀頭部が露出した時点ですべてが解決します。包茎特有の異臭はなくなりますし、包皮炎の症状も徐々に改善していきます。ただし、異臭に関しては、包茎以外の原因によるものもありますので、そちらについては、皮膚科や泌尿器科でさらに精査の上で治療する必要があります。

(3)自然に剥けた人に早漏はあまりいないことからも明らかですが、持続力は一般的には改善します。しかしながら、勃起から射精につながる連鎖は精神要素も深く関与しており、かなり個人差は出てしまいます。余った包皮が擦れることからくる痛み、不快感はほぼ解消します。初めのうちは露出した亀頭皮膚が性行為中の摩擦で痛みを感じる場合もありますが、これは遅かれ早かれ消失していきます。剥けたペニスに対する自信の効果も計り知れないと言えるでしょう。

美容整形もそうですが、病気でないこと=手術は不要ということにはなりません。
コンプレックスは、人生における様々な局面で、意識するしないにかかわらず大きな影を落とします。

風水などを信じてみたり、ゲンを担いだりするのが人間です。
包茎であることにコンプレックスを持っているのならば、前向きに手術を考えることは、きっとプラスに転じることでしょう。